感性思考を形にする
感性デザインチーム
多様な分野の研究者と
企業・団体の開発チームが1つとなり、
新たな社会的価値を創出する
アート思考でもデザイン思考でもない『感性思考』。
それは感覚刺激による直感的創造の誘発と、
課題に合わせて形にアウトプットしていくデザインの融合。
私たちはアート、サイエンス、エンジニアリング、デザインの領域を
それぞれ担当するグループ会社でチームを組んで
新たな感性の価値の創出を具現化しています。
KANSEI Projects Committee
感性を定量化する研究チーム、KPC
幅広い感性の領域の検証は、複数分野の専門性を組み合わせる必要があります。
KANSEI Projects Committee (KPC)は、研究プロジェクトの内容に合わせて、該当する専門性をもつ研究者がチームを組み、感覚刺激による生理機能変化・心理反応・行動変容を定量化しています。
事業化したい商品やサービスに対する研究開発コンサルティングから、実験プロトコルのデザイン・検証実施・データ収集・分析・報告書作成まで一貫したプロジェクトマネジメントを行っています。
企業・団体の開発チームと
多様な分野の研究者が
1つのチームになって、
新たな社会的価値を創出していく
2013年の設立以来、企業や団体から委託されたマルチモダル検証は80案件を超えました。あらゆる産業で五感を使った新しいプロダクト・空間・サービスの研究開発に従事し、研究成果を社会実装しています。研究機関としての独立性、客観性、中立性、信頼性を担保するため、科学的根拠を持って実験プロトコールを考案し検証を実施しています。パートナー企業と合意が取れた検証プロジェクトの成果においては、国際学会などで論文発表もしています。
EXPERIMENT PROCESS
検証プロセス
体験価値の認知構造を分析し
感性の客観的評価工程を作成
多様な感性を対象とした研究開発は、まずユーザーが自分の体験価値を認知する構造を分析することから始まります。この感性価値構造をベースに評価工程を作成し、感覚刺激に対する反応の優劣を判断できるように検証プロトコールを設計します。
時間と空間の特性から
感性価値を構造化する
五感の閾値には個人差があり、受け取った刺激をどう認知するかも個人の経験が大きく左右します。KPCではユーザーがプロダクトやサービスを体感する「時間」と「空間」の特性を限定することで、ユーザーの感性価値を分析し、価値構造を整理します。五感を使ったモノづくりや体験デザインの研究開発は、ユーザーが何を価値として認知するのかを明示することが必要です。
客観的指標で感覚刺激の
優劣を判断する
実験プロトコールにおいても、ユーザーの感性価値構造をベースに考案されます。五感刺激をコントロールできる実験環境をつくり、複数の刺激を組み合わせて、生理機能変化・心理反応・行動変容を測定して比較分析します。研究開発のプロセスで必要とされる評価工程は、個人の嗜好性ではなく、ユーザーの感性価値を反映した指標で五感の優劣を判断していきます。パイロットテストからプロダクト/サービス開発まで、感性デザインの複雑なプロセスを一貫してサポートします。
検証デザイン
プロセス
KANSEI Projects Committee (KPC)のミッションは、科学的に感性を定量化し、人間が感じる五感の相互作用や感性価値を色々な分野のデザインに取り入れること。五感による直感的な創造性を生かして個々の人間の感性が輝き、つながっていく。そんな多様性あふれる、豊かな社会を実現することです。
KANSEI FONT
ヒトの感性の統合的な体験を可視化することにより、⽬に⾒えない感性の価値をプロダクトやサービスにデザインしていく「感性デザイン」の研究開発に取り組んでいます。