感性思考を形にする
感性デザインチーム
多様な分野の研究者と
企業・団体の開発チームが1つとなり、
新たな社会的価値を創出する
アート思考でもデザイン思考でもない『感性思考』。
それは感覚刺激による直感的創造の誘発と、
課題に合わせて形にアウトプットしていくデザインの融合。
私たちはアート、サイエンス、エンジニアリング、デザインの領域を
それぞれ担当するグループ会社でチームを組んで
新たな感性の価値の創出を具現化しています。
KANSEI Projects Committee
感性を定量化する研究チーム、KPC
EXPERIMENT PROCESS
検証プロセス
体験価値の認知構造を分析し
感性の客観的評価工程を作成
多様な感性を対象とした研究開発は、まずユーザーが自分の体験価値を認知する構造を分析することから始まります。この感性価値構造をベースに評価工程を作成し、感覚刺激に対する反応の優劣を判断できるように検証プロトコールを設計します。
時間と空間の特性から
感性価値を構造化する
五感の閾値には個人差があり、受け取った刺激をどう認知するかも個人の経験が大きく左右します。KPCではユーザーがプロダクトやサービスを体感する「時間」と「空間」の特性を限定することで、ユーザーの感性価値を分析し、価値構造を整理します。五感を使ったモノづくりや体験デザインの研究開発は、ユーザーが何を価値として認知するのかを明示することが必要です。
客観的指標で感覚刺激の
優劣を判断する
実験プロトコールにおいても、ユーザーの感性価値構造をベースに考案されます。五感刺激をコントロールできる実験環境をつくり、複数の刺激を組み合わせて、生理機能変化・心理反応・行動変容を測定して比較分析します。研究開発のプロセスで必要とされる評価工程は、個人の嗜好性ではなく、ユーザーの感性価値を反映した指標で五感の優劣を判断していきます。パイロットテストからプロダクト/サービス開発まで、感性デザインの複雑なプロセスを一貫してサポートします。
検証デザイン
プロセス
KANSEI Projects Committee (KPC)のミッションは、科学的に感性を定量化し、人間が感じる五感の相互作用や感性価値を色々な分野のデザインに取り入れること。五感による直感的な創造性を生かして個々の人間の感性が輝き、つながっていく。そんな多様性あふれる、豊かな社会を実現することです。

KANSEI FONT
ヒトの感性の統合的な体験を可視化することにより、⽬に⾒えない感性の価値をプロダクトやサービスにデザインしていく「感性デザイン」の研究開発に取り組んでいます。