KACOI

第1回ワークスタイル変革EXPO(2014年7月16日〜18日)にて展示。

※外形寸法はW2000×H2000×D2000(2.5畳相当)

KACOIとは?

目指したのは、現代の茶室。
過ごす人の心をつつむ、
二畳一間の小さなオフィスです。

小さな空間に、独自の精神や美学が凝縮された「茶室」。
広間の一角を屏風で囲んだ空間が茶室の前身ともいわれています。
喧噪から離れて瞑想したり、客人と共存意識を高めたりするなど、
茶室には他の部屋とは違う時間の流れや役割がありました。

KANSEI Project Committeeが提案する「KACOI」は、現代の茶室。
オフィスにぽんと置くだけで、二畳一間※の独立した空間が出現します。
紙がベースの天然素材で囲われたその小さな茶室には、
日本の美しい四季の中に身を置いたときのような自然音と森林の香り、
機能美を備えたオフィス家具、薫り高いコーヒーなど、
働く人々の五感を満たす不可欠なものを凝縮させました。

一人になってアイデアを生み出す、気分を切り替えてほっとくつろぐ、
PC作業をはかどらせる、二人だけのちょっとした打ち合わせをする・・・。
オフィスの空気感とは一線を画した空間で、思い思いの過ごし方を。
それが二畳一間のスイートオフィス「KACOI」です。


聴覚、嗅覚、触覚、味覚、視覚という「五感+3つの間(ま)」の視点から、
その空間で過ごす人のKANSEIに訴えかける空間を追求。
現代の茶室を目指した
二畳一間のスイートオフィス「KACOI」が生まれました。


五感を潤す、二畳一間の音空間。
KooNe[クーネ]は、自然に寄り添い聴覚に響く、心地よい空間を創造する空間音響デザイン。自律神経の安定を促す高音質のハイレゾリューション音源と人に優しい独自の音響設計が、二畳一間で生まれる心の落ち着きをより深いものへ誘います。豊かな自然につつまれたかのようなひとときをオフィスでお過ごしください。

JVCケンウッド・ビクターエンターテイメントは、夢や感動を創造し音楽を通して人々を幸せにすることを使命としてきた歴史ある総合エンターテイメント企業です。音楽ソフトの企画・制作・販売を中心にアーティスト・マネジメント、マーチャンダイジング事業など幅広く事業を展開しています。


紙の茶室にふさわしい青森ヒバの奥深き香り。
HIBA Blendは、日本三大美林の一つである青森ヒバで日本の美しい四季を表現したシリーズ。青森ヒバの神聖さや奥深さが生きています。「KACOI」のためにセレクトしたのは、鎮静作用が脳科学的に検証された「青葉の香り」森のくつろぎの香りが、二畳一間に静かな安らぎをもたらします。

エアアロマジャパンは、オーストラリアで生まれたエアアロマ社の日本オフィスです。企業ブランディングの一環として、「香りマーケティング」の導入サポートおよびソリューションを提供。「嗅覚」のスペシャリストとして、空間の総合的なカチを高めていくことをめざしています。


使ううちに艶が増しさらに魅力的な質感へ。
匠の技と感性が創り出した豊かな曲線の椅子は、なめらかで温かい手触りが特徴。座る、もたれる、寝転ぶなど様々な人の動きに合わせた設計で、からだを優しく包みます。「触れる」へのこだわりから生まれた椅子で、お使いいただくうちに艶を増し、さらに魅力的な質感が育まれます。

KOMAは、主に無垢材を使った家具やオーダー家具を都内の工場で生み出す家具工房。世界的なクリエイターとのコラボレーションも実施しています。情熱と信念をキーワードに、全ての人に喜びを与えるものづくりをめざしています。


心までさっぱりする水出しコーヒー。
「KACOI」のために提案するのは、さっぱりした水出しコーヒー。常温で8時間、じっくりと時間をかけて豆の旨味を抽出した、コクのあるまろやかな味わいをご堪能ください。

「よりよいコーヒーのある生活」というライフスタイルをより多くの方にお届けすることを目標に東方地方を中心に店舗展開しています。少量生産のよいコーヒー豆を使い、手間を惜しまず少量ずる焙煎することで、常に新鮮な焙煎豆を提供。コンクリートと人に囲まれた都会で生きる方々に安らげる空間を提供するのが願いです。


日本人にとって最適な”間”を表現。
日本の暮らしに古来から寄り添ってきた紙をベースにした天然素材を使用。日本人にとって最適な”間”を構成しました。必要なときに、必要な場所へ。集中したいとき、落ち着きたいとき、空間を簡単に創り出すことが可能です。

Design Office LINEは、”Less is more”をテーマに、削ぎ落しのデザイン・プロデュースする会社です。私たちの考える”間”とは、人間がその空間で時間を過ごすことによって広がる、4次元空間のこと。日本という環境における四季・伝統・文化に最適な”間”を追求します。



紙、されど紙。
実は強くてたくましい。

「KACOI」を構成しているのは、紙を使った芯材と異素材を組み合わせた
高性能な建築天然素材「SIAN(紙庵)」です。
紙は火や水に弱いというイメージを持たれがちですが、実は紙の発火点は200℃~350℃。
表面や木口の処理により、長年にわたり使用することができます。
そして何よりも、紙は日本の建築の中で何百年もの歴史を重ねてきた事実があります。
調湿・断熱効果があり、再利用がしやすく、処理が簡単で産業廃棄物になりません。
また、軽量なので、運搬や設置が容易という特長があるので、
使う人自身が自由に空間を創造できます。


広くしたり、つなげたり。
カスタマイズも可能です。

「KACOI」の基本モジュールは2m×2mですが、用途に合わせて変化させることも可能です。
たとえば、2m×4m、2m×6m など連結させて置くことで
大スパンの空間を構成したりすることもできます。

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