生物多様性 × KANSEI

プロジェクトについて

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生物多様性 x KANSEI​

豊かな感性が豊かな人生をデザインする。

五感で感じる自然や地球とのつながりは、どのような調和と共鳴を生み出し、私たちの食や健康、そして安心感や多幸感に影響するのでしょうか。人間が他の生物、または非生物とのつながりをより強く感じたら、私たちの感性は何を受け取り、何を選択していくのでしょう。

このプロジェクトでは、生物多様性(biodiversity)の観点から、豊かな食と暮らしに紐づく私たちの感性を研究しています。共創型農業では、学校給食の有機化を軸に有機転換を促進している千葉県いすみ市をフィールドとした実証研究を行なっています。ウェルビーイング研究は、自然や地球とつながる感性がつくり出す、健康や多幸感の構造を検証し、日々の暮らしを豊かにしていく感性デザインの手法を探求しています。私たちの多様性が生みだす豊かさを現代の生活の中に組み込んで、ウェルビーイングな社会の仕組みを考えます。

共創型農業のお話

Story of Co-Creative Farming

共創型農業とは、生産者が地球に優しい農業を実践し、販売者、消費者、自治体、地域住民が、それを応援することで、地域全体での暮らしの豊かさを向上させていく新しい農業政策の分野です。

生物多様性の観点から視点転換を促し、地球に負荷の少ない有機農業の実践者と応援者を増やします。千葉県いすみ市をフィールド実験の場とし、多種多様な生物や自然とのつながりから農業や暮らしを考えることで、循環する豊かな暮らしを可能とする地域社会の仕組みづくりを検証していきます。

各地での共創型農業の取り組みを共有することで、日本全体での有機転換を促し、循環する地域社会のデザインが、農業や環境の課題を解決していくことを目的としています。

KANSEI

ウェルビーイング研究

Wellbeing Research

生物多様性×感性という分野でのウェルビーイング研究とは、人間の五感の感覚を使って、言葉の通じない人間以外の生物や自然物をより深く理解する、非言語コミュニケーションの研究です。

人間も地球上に生きる生物の1種であり、日々の生活の中で感覚的刺激から色々な情報を受け取っています。言葉だけに頼らないコミュニケーション手法を探求することで、人間とその他の生物とのつながりを強め、個々が感じる地球全体に対する意識を高めます。研究成果はパートナー企業・団体とデザインする製品やサービスに反映させ、生物多様性の観点から地球とつながる感性を社会実装していきます。

幸福感の高いウェルビーイングな社会のための仕組みを検証し、地球上に存在する全てのものを視野に入れた意思決定プロセスを促します。

KANSEI

KANSEI Projects Committee​

生物多様性を反映した感性デザイン研究​

KANSEI Projects Committee (KPC)は幅広い分野で人間の感性価値の構造を分析し、感覚刺激が影響する生理機能変化、心理反応、行動変容を定量化している研究団体です。生物多様性×感性は、五感を使って言葉の通じない人間以外の生物や自然物をより深く理解することで、多様性が生みだす豊かさを検証していくプロジェクトです。

人間も地球上に生きる生物の1種であり、日々の生活のかなで感覚刺激から色々な情報を受け取っています。言葉だけに頼らないコミュニケーションを分析することで、人間とその他の生物・非生物とのつながりを強め、個々が感じる地球全体に対する意識を高めます。研究成果はパートナー企業・団体と開発する製品やサービスに反映させ、生物多様性の観点から地球とつながる感性を社会実装していきます。

KANSEI

研究の目的

自然や地球とつながる感性を養い、多様な生物が生みだす調和や共鳴の構造を検証します。
そして私たちの研究成果を生活の中のデザインに反映していくことで、健康的で豊かな社会の仕組みづくりに寄与します。

賛同メンバー・団体

Member

柳川 舞

柳川 舞 Mai Yanagawa

嗅覚/感性工学/マルチモダルデザイン/生物多様性

下関出身。感性デザイン研究者・事業家。豪州メルボルン大学文学部卒業。シドニー大学大学院経済学部修了。広島国際大学大学院感性デザイン学科修了。中央大学理工学部博士課程(感性工学)。日本に帰国後、在日オーストラリア大使館で商務官を勤め、幅広い分野でオーストラリア企業の日本への誘致、共同新規事業開発などのプロジェクトを担当。2011年に世界100カ国で香りのブランディングを行う企業の日本法人を設立した後、五感の専門家を集結して2013年一般社団法人KANSEI Projects Committeeを設立。五感(視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚)の要素の組み合わせを最適化して商品・サービス・空間・プログラムの設計に組み込む「感性デザイン」の研究を行い、多種多様な企業と研究開発に従事。元フェザー級プロボクサー、プロキックボクサー。

手塚 幸夫

手塚 幸夫 Yukio Tezuka

生物/生物多様性/共創型農業

千葉県生まれ。生物多様性研究者。
高等学校で生物を教える傍ら、自然保護、演劇、フリージャズに関わる。(~2013年)
1995年より有機稲作に取り組み、同時に有機水田を取り囲む水辺の小動物の諸調査を実施している。2005年からは、日本各地の生物多様性地域戦略の策定に関わり、里山里海の伝統的な自然管理の手法を見直すことが持続可能な地域づくりの第一歩であると訴えている。2015年に房総野生生物研究所の代表となり、さらに2020年にはオーガニック専門店「いすみや」のマネージャーとなり、野生生物の保護管理から有機農業まで幅広く活動している。

山下 春幸

山下 春幸 Haruyuki Yamashita

食・農・環境/政策・メディア

兵庫県生まれ。HAL YAMASHITA東京本店オーナー兼エグゼクティブシェフ。WFP国連世界食料計画顧問。慶應義塾大学大学院 特任教授。日本飲食団体連合会 副会長。日本飲食未来の会 理事長。
国内外への和食の啓蒙活動や輸出入、食に関する政府関係のアドバイザー、地方創生、有機推奨など新和食を中心に、日本の食文化を世界的に広める活動を行う。

中島 由貴

中島 由貴 Yuki Nakajima

マルチモダルデザイン/色彩・光環境

大阪府生まれ。リサーチャー。女子美術大学大学院 美術研究科 美術専攻 芸術文化研究領域(色彩学) 博士後期課程修了。博士(美術)。平成27年度 照明学会研究奨励賞、平成29年度 照明学会論文賞、2019年度 日本色彩学会論文賞。
専門は色彩工学・色彩心理。照明など環境要因の違いが物体の色の見え方、または見え方から受ける印象に及ぼす影響を、アート視点を交えながら心理物理的手法により解析する。

二木 あい

二木 あい Ai Futaki

生物多様性/海洋環境

石川県生まれ。水族表現家。環境省「森里川海プロジェクト」海のアンバサダー。mymizu アンバサダー。
素潜りギネス世界新記録を2種目樹立。水族表現家という日本国内外問わず唯一無二の存在として、水中と陸上の架け橋となるべく世界を舞台に活動。

三宅 律子

三宅 律子 Ritsuko Miyake

点描画/メディアアート

山口県生まれ。アーティスト。女子美術大学卒業。
昔炭鉱で栄えた町に生まれ、幼少期に芽生えた黒と斑点に対する脅迫観念を独自のモノクロ点描アートとして昇華。快・不快の両極から心の琴線と逆鱗を同時に触れるような表裏一体の表現を探求。
2018年から人工生命をテーマにしたアーティストとエンジニアによるチーム「ホコリ・コンピューティング」を結成。主な展示に、中之条ビエンナーレ(群馬、2021)、WROメディアアートビエンナーレ(ポーランド、2019)、新宿クリエイターズ・フェスタ(東京、2018-2019)。